診療案内

循環器疾患

狭心症や心筋梗塞などの虚血性心臓病、心臓弁膜症、心筋症、またそれらの心疾患による心不全、あるいは不整脈、さらに大動脈瘤や閉塞性動脈硬化症といった大小動脈疾患の診断、治療、管理を行っています。

そして、高次医療が必要と思われる患者さまには専門の循環器内科を有する総合病院を紹介し、より症状に合わせた医療が受けられるよう連携をとっています。

循環器疾患関連病院

循環器機能検査

「人は血管とともに老いる」という言葉があります。血管は私たちの身体の隅々まで張り巡らされており、そこを流れる血液は酸素と栄養を全身の臓器や筋肉に運び、またそこでできた老廃物を心臓に戻す働きがあります。ところが様々な刺激を受けている血管は年齢を重ねるごとに弾力が低下したり、コレステロールが血管壁に溜まって狭くなったりして、酸素や栄養が十分に行き渡らなくなります。その結果あちこちの臓器に障害が起き、脳の血管に起きれば脳梗塞や脳出血につながり、心臓に起きれば狭心症や心筋梗塞、腎臓に起きれば腎硬化症から腎不全、足の動脈に起きれば閉塞性動脈硬化症などというようにさまざまな疾患の原因になります。

これが「人は血管とともに老いる」といわれる理由で、最近ではそれぞれの臓器を個別に扱うのではなく、まとめて心血管病としてとらえ、その対策を講じようという動きが高まっています。
当クリニックでは心血管病の早期診断に力を入れており、以下のような循環器機能検査を行っています。

  1. 血圧脈波測定
  2. 心エコー
  3. 頚動脈エコー
  4. 腎動脈エコー
  5. 運動負荷心電図
  6. 携帯型心電図・24時間心電図

これらの検査により、潜在的な虚血性心臓病をはじめ、心臓弁膜症、心筋症、不整脈などの心臓病、頚動脈硬化症、下肢閉塞性動脈硬化症、腎血管性高血圧症などの診断が可能です。動脈硬化性心血管病は、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がもとで発症する病気です。これらの危険因子をお持ちの方は定期的にこのような検査を受けられることをお勧めします。

高血圧

高血圧は脳血管障害や虚血性心臓病、腎不全、大動脈瘤など様々な心血管病のもとになる病気であり、これらの心血管病を予防することが高血圧治療の目的です。そのためには、上がりすぎた血圧を下げることが第一で、まず食事や運動など、生活習慣の改善が大変重要になります。しかし、それだけでは血圧を正常値に維持する事は困難な場合が多く、そのような患者さまには降圧薬治療を行っています。降圧薬には様々な種類がありますので、患者さまの状態や生活習慣にあった治療法で指導、管理を行っています。

糖尿病

当クリニックでは動脈硬化症の重要な危険因子のひとつということで糖尿病診療にも力を入れています。最近では糖尿病の予備軍である、耐糖能異常という状態から大血管病(狭心症や心筋梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症など)は進行するということもいわれており、より早期からの診断、治療が重要になっています。様々な段階での薬物療法や外来でのインスリン療法の導入も行っています。
また、グリコヘモグロビンを院内測定できるようになり、血液検査の結果を直ちに治療法や薬物の選択に反映できるようになりました。

糖尿病専門外来

大分大学医学部内分泌代謝・膠原病・腎臓内科より、糖尿病・内分泌疾患を得意としている白石賢太郎先生が、月1回(原則第2土曜日)当院にみえて、糖尿病専門外来を担当していただいています。
白石先生は北九州市のご出身で、これまで国東市民病院、大分医療センター、新別府病院に勤務されており、内科一般の診療もされています。これで、当院の糖尿病の患者さまは、より専門的できめ細かな治療、管理、指導を受けることが可能となりました。糖尿病や内分泌疾患の患者さまで白石先生の診察を希望される方は、受付時にお申し出ください。

脂質代謝異常症

動脈硬化症のもうひとつの重要な危険因子である脂質異常症に関する治療も重要です。特に悪玉コレステロールが高値であればそれだけで独立した危険因子となります。最近では治療作用の高い薬や副作用のほとんどない薬も開発されており、薬物療法の選択肢が広がっています。

睡眠時無呼吸症候群

当クリニックでは携帯式簡易型睡眠モニターによって睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングを行っています。
手首に手のひらサイズの検査装置を装着し、それにつながった呼吸モニター用のチューブを鼻の入り口に着け、自宅で一晩寝るだけで検査ができます。
確定診断には一泊入院して行う睡眠ポリグラフ検査が必須ですが、簡易式でも検査データの信頼性は高く、スクリーニング検査として有用です。

内科一般

気道感染症(風邪、扁桃炎、気管支炎、肺炎など)、消化管感染症(嘔吐・下痢症など)、尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎など)、慢性呼吸器疾患(喘息、肺気腫など)、消化器疾患(胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、肝炎、胆石症など)の診療を行っています。

福祉との連携

当クリニックは社会福祉法人永生会と連携しており、特別養護老人ホーム、短期入所施設、ケアマンション、グループホームなどにお住まいの患者さまの診療も行っております。
在宅の方でデイサービスや短期入所介護、訪問看護などの福祉サービスが必要な方にはケアマネージャーや地域包括介護支援センターと連絡を取ってサービスの斡旋を行っております。