2020 新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
今年のお正月は、暖かい穏やかな日が続き、大変過ごしやすかったのではないかと思います。ただ、12月初めからのインフルエンザの流行は今も続いており、受験生にとってはまだまだ気が緩められない状況です。保温と保湿を心がけ、手洗い、うがい、マスクの装着を徹底しましょう。

さて、昨年の大きな出来事は、何と言っても元号が令和になったこととラグビーのワールドカップで日本中が盛り上がったことではないでしょうか。
平成の天皇が4月30日に退位され、徳仁親王が5月1日に新天皇に即位されました。それに伴い元号が平成から令和に変わり、新しい時代の到来に日本中がお祭りムードに包まれました。天皇の生前退位は約200年ぶりでしたし、元号が日本の古典から引用されたのは初めてのことでした。10月22日には「即位礼正殿の儀」、11月10日には即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」が執り行われました。令和という、当初は聞き慣れなかった言葉の響きも、今ではだいぶ耳に馴染んできたように思います。
そして、ラグビーの方は、日本代表がグループリーグを4戦全勝で突破し、初のベスト8進出を果たしました。一見多国籍軍のように見える日本代表チームが、「ワン・チーム」という言葉をスローガンにあげて勝ち進む姿は国内外に多くの感動を与えました。この大分市でもラグビーの試合が5試合も開催され、手に汗握る好勝負が繰り広げられました。見に行かれた方も多いと思います。そしてたくさんの方が改めてラグビーというスポーツの魅力にとりつかれたことでしょう。多くの外国人観光客が大分を訪れ、大分ドームだけでなく、駅前のファンゾーンや祝祭の広場でも大変な盛り上がりを見せました。これは大分市民にとって、大分のような地方都市でもこれほどの規模のイベントが開催できるという、大きな自信になったのではないでしょうか。

さて、今年はオリンピックイヤーです。56年ぶりに東京でオリンピックが開催されます。チケットを買った方もいるでしょう。私は自宅でのテレビ観戦を決め込んでいますが、陸上、体操、柔道、サッカー、水泳などでの日本選手の活躍をとても楽しみにしています。アスリートの皆さんはこれまでの努力の成果が十分に発揮できるよう、悔いのない戦いをしてほしいと思います。

では、今年も吉村内科循環器科クリニックスタッフ一同、地域に貢献できるよう頑張ってまいります。皆様のご来院を心よりお待ちしています。よろしくお願いいたします。

院長 吉村 彰